金融、経済の歴史を紐解きお金のシステムを理解しよう
人類は何世紀もかけてお金の流通システムを発達させることによって、経済、文明を発展させてきました。金融や市場経済の導入は世界を大きく変えたと言えます。よって、現在に至るまでどのような歴史を歩んできたのか知ることは、今のお金の流れを理解するのに大事なことだと思います。金融、経済はどう発展してきたのかを見ていきましょう。
14世紀銀行のはじまり
14世紀といえば、ヨーロッパでは地中海貿易が発達してきた時代です。外国との貿易が増えてくると様々な通貨を取り扱う必要が出てきます。そこで、ヴェネツィアをはじめとした地中海沿岸の都市では両替商が発達し、やがて銀行業に発展していったと言われています。
17世紀はじめ経済の中心地はオランダに
17世紀は大航海時代で、ヨーロッパが海外と盛んに貿易をするようになりました。特にオランダでは東インド会社が設立され、それに続いて世界初の証券取引所がアムステルダムに設立されました。このころはオランダが世界経済の中心地だったのです。
17世紀半ば~20世紀初めロンドンが世界経済の中心地に
オランダがチューリップ投機のバブルがはじけた後経済的に失速したのをきっかけに、世界経済の中心はイギリスのロンドンに移行していきました。オランダと同様世界各地と貿易をし、植民地も数多く所有していたためでしょう。南海バブル、金本位制の導入などを経て、ロンドンもまた失速していくことになります。
20世紀初め経済の中心はアメリカに移行
イギリスからの独立直後から細々と行われてきたニューヨークでの株式の取引は徐々に規模が大きくなり、南北戦争がきっかけで国債が大量に発行されたこと、鉄道建設のため株式や社債が大量に発行されたことがそれに拍車をかけ、ついにはウォールストリートが世界最大の金融市場となったのです。
20世紀~21世紀アメリカの繁栄と衰退
20世紀はアメリカが世界経済を牽引していたと言っても過言ではありませんが、徐々に様相は変わってきました。1929年の暗黒の木曜日、1971年のニクソンショック、2008年のリーマンショックなど、市場の完全性が崩れる事態が起こり、今後どのようになるかが注目されます。